
2026年度|大阪府公立高校入試
大阪府公立高校入試、
どこで点差がついた?
大阪府教育センターが公表した資料をもとに、2026年度の入試を振り返ってみました。
平均点も気になりますが、教室で指導する立場としては、「どの問題で点が取れていて、どこで苦戦していたのか」を見ておきたいところです。
過去問を解いて「思ったより取れへんかったなぁ」で終わるのは、もったいないですよね。間違えた問題をもう少し細かく見ると、復習する内容も変わってきます。
国語・数学・英語はA・B・C問題別に、理科・社会は教科別に、5本の記事にまとめました。ご自身が受ける問題や、気になる教科から読んでみてください。
問題・教科別の分析記事
各記事では、設問別の得点率と出題内容を確認しています。理科・社会は、2022〜2026年度の5年間の出題内容も整理しました。
国語・数学・英語|A問題
基礎を覚えたあと、どこまで使えるか
漢字・計算・英単語などの基本に加えて、文章や図から必要な情報を読み取る問題も確認。まず復習しておきたい内容と、その次に取り組む演習をまとめました。
国語・数学・英語|B問題
取れる問題を確実に。次に伸ばすのはどこ?
難しい問題に時間をかけすぎて、解けるはずの問題を残していないか。設問ごとの得点率を見ながら、復習の優先順位や本番の時間の使い方を考えます。
国語・数学・英語|C問題
上位校を目指すなら、どの失点を減らしたいか
難問にどう向き合うかだけでなく、得点しておきたい問題での失点にも注目。上位校受験に向けた演習や、英検の利用についても取り上げています。
共通問題|理科
覚えた知識を、実験・グラフ・計算で使う
生命・エネルギー・粒子・地球の4領域を、過去5年の出題とあわせて確認しました。用語を覚えたあとに、どんな問題を練習しておきたいかを整理しています。
共通問題|社会
地図・統計・年表を、知識と結びつける
地理・歴史・公民の出題を5年分並べてみると、分野をまたいで考える問題も見えてきます。用語の暗記と、資料を読む練習をどうつなげるかを考えました。
同じ50点でも、復習するところは違います。
基礎問題で何問も落として50点だったのか、基礎は取れていて、応用問題で手が止まって50点だったのか。同じ点数でも、答案の中身は違います。
前者なら、まず基本の確認と解き直し。後者なら、少し難しい問題に取り組んでみる。点数だけでは決められないので、どこで失点したかまで見ておきたいんです。
得点率は、復習の順番を考える目安に。
間違えた問題をすべて同じように復習しようとすると、時間が足りなくなることがあります。そこで、設問別の得点率も参考にしながら、先に取り組む問題を考えます。
| 設問の得点率 | 間違えていたら、どう見るか |
|---|---|
| 80%以上 | まず確認したい問題。知識が抜けていたのか、読み違いや計算ミスだったのかを確かめます。 |
| 60%以上80%未満 | 解き方を思い出せるか、途中で曖昧になったところはないか。解き直して、自分で解ける状態にしておきたい問題です。 |
| 30%以上60%未満 | 基礎が固まってきたら、次に取り組む候補に。今の自分に足りない知識や考え方を確認します。 |
| 30%未満 | 低いからといって、すぐに諦める必要はありません。志望校・目標点・残り時間を踏まえて、どこまで取り組むかを決めます。 |
※この区分は、大阪府教育センターの公式な分類ではありません。教室で学習の優先順位を考えるための目安です。
「得点率」は、各問題の配点に対する平均得点の割合です。「何%の人が正解したか」とは限りません。また、A・B・C問題は受験者が異なるため、数字だけを並べて難しさを比べることはできません。
過去問を解いたら、間違いの理由を確認しよう。
丸付けのあと、答えを写して終わっていませんか?
次の問題で同じ間違いをしないために、まずは「なぜ解けなかったか」を分けてみましょう。
- 必要な知識や公式を覚えていなかった
- 知識はあったけれど、どこで使うか分からなかった
- 問題文の条件や、資料の数字を読み違えた
- 計算・符号・スペルなどでミスをした
- 時間が足りず、最後まで取り組めなかった
知識が抜けていたなら、教科書や問題集に戻る。使い方が分からなかったなら、似た問題を解く。時間が足りなかったなら、解く順番や、一問にかけた時間を見直す。
「もっと頑張ろう」だけでは、明日やることが決まりません。何を覚え直すか、どの問題を解き直すかまで決めておくと、次の勉強に取りかかりやすくなります。
そして、解説を読んだ問題は、何も見ずにもう一度。そこで自分で解けるかまで確かめておきましょう。
個別指導塾Excia(エクシア)江坂校
どこから復習するか、
迷ったらご相談ください。
「過去問を解いたけれど、何から直せばいいか分からない」「今の勉強で志望校に近づけているのか気になる」。そんなときは、今の取り組みを聞かせてください。
点数だけでなく、どこで手が止まったかも確認しながら、これから勉強する内容を一緒に整理します。
分析に使用した資料について
各記事は、大阪府教育センターの「令和8年度 大阪府公立高等学校一般入学者選抜学力検査 受験者の学力実態調査」などをもとに作成しています。理科・社会では、2022〜2026年度の出題内容も確認しています。
資料の数値・出題内容と、それを踏まえた教室での指導上の考え方を分けて掲載しています。ここで紹介しているのは2026年度の一般選抜の分析です。今後の受験に向けた日程や学校ごとの実施内容は、受験する年度の公式案内をご確認ください。






