出願の準備を進めるとき、意外と後回しになりやすいのが証明写真です。
「写真くらい、すぐ撮れるやろ」
「学校で撮った制服の写真があるから、それでいいかな」
そう考えている人もいると思います。たしかに撮影そのものは短時間で済むこともありますが、撮る前に確認してほしいことがいくつかあります。
今回は、服装のこと、Web出願で必要な写真データのこと、それから江坂周辺の撮影場所をまとめました。

先にお伝えすると、制服が一律にダメという話ではありません。
写真の条件は、大学や出願先によって違います。共通テストで使えた写真が、そのまますべての大学で使えるとは限らないので、撮る前にそれぞれの案内を確認しておきましょう。
その写真、入学後の学生証にも使うかもしれません

出願写真というと、受験票に載せるためのもの、というイメージが強いですよね。
でも、大学によっては、出願時に登録した写真を入学後の学生証にも使います。そうなると、受験が終わってもその写真と付き合うことになるわけです。
例えば、関西学院大学の2027年度総合型選抜の入試要項では、入学後に写真を学生証や教務情報などに使うため、制服以外の服装が望ましいと案内されています。学生証の写真は、原則として卒業まで変更できないとのことです。
大学に入ってからも使うとなると、少し見方が変わりますよね。「それやったら、先に見といたらよかったなぁ」とならないように、入学後の用途まで目を通しておきましょう。
参考:関西学院大学「2027年度 総合型選抜 入学試験要項 共通冊子」4ページ。これは総合型選抜の案内です。一般選抜などを受験する場合は、その年度・入試方式の要項を確認してください。学生証への使用や服装の条件は大学ごとに異なります。
服装に迷ったら、シンプルな私服で

出願先に特別な指定がなければ、私は、落ち着いた色のシンプルな私服で撮っておくとよいと思います。
写真のために、無理にスーツを買いそろえるという話でもありません。顔や首元がはっきり見えて、長く使っても気になりにくいものを選べばよいでしょう。
白い服を選ぶ場合は、白い背景と重なって肩の輪郭が分かりにくくならないかも確認してください。服の色だけで決めるより、写真全体で見ておくとよいですね。
前髪で目が隠れていないか、顔に影がかかっていないか。こちらも忘れずに。
すでに制服で撮っている人は、まず出願先の条件を確認してください。案内上問題がなければ、制服という理由だけで慌てて撮り直す必要はありません。
紙の写真だけ受け取って、終わりにしない

ここは、撮影する前に確認しておきたいところです。
Web出願で顔写真をアップロードする場合、必要なのは写真のデータです。きれいに印刷された証明写真が手元にあっても、それだけでは登録できません。
写真館なら「大学のWeb出願に使うので、データも受け取りたいです」と伝えておく。証明写真機なら、撮影前にデータ付きのメニューか確認する。
「データも付いてるし、大丈夫やろ」で終わらせず、撮影後は出願に使うスマホやパソコンで、実際に画像ファイルを開けるところまで確かめておきましょう。
データのダウンロード期限にも注意。
例えばKi-Re-iの「Withスマホ」は、撮影後にアプリへダウンロードできる期限が7日間です。撮ったら早めに取得し、端末のアルバムなどにも保存しておきましょう。
参考:DNP「証明写真画像データサービス Withスマホ」。対応機と対応メニューで利用するサービスです。
「あの写真、どこに保存したんやったっけ?」とならないよう、撮影日が分かる名前やフォルダにしておくのもよいと思います。元のデータは残し、必要に応じて出願先ごとのファイルを分けておくと確認しやすいですね。
加工や切り抜きにも、気をつけてほしい

目元が前髪で隠れている。顔や背景に影がある。少しぼやけている。こういう写真は、撮ったその場で確認しておきましょう。
それと、普段の写真と同じ感覚で、美肌加工や輪郭の修正をしないこと。証明写真は、本人だと確認できることが大事です。
画像には「加工しすぎている」とありますが、共通テストでは、アプリなどで加工・修正を施した写真そのものが使用できません。少しならよい、とは考えないでくださいね。
紙の写真をスマホで撮り直したり、画面に表示した写真を撮影したりしたものも、共通テストでは使用できません。最初から元の写真データを用意しておきましょう。
画像内の「PNGは不可」「2MBまで」は、条件の例です。
すべての出願先に共通する規定ではありません。令和9年度共通テストは5MB以内で、JPEGのほかPNG・HEIC・HEIFなども受け付けています。一方、関西学院大学の2027年度総合型選抜の要項では、JPEGが指定されています。
ファイル形式と容量は、出願先ごとに確認してください。
共通テストの写真条件:大学入試センター「令和9年度受験案内」37ページ。出願サイト内で認められた拡大・縮小・回転・切り抜きによる位置調整と、顔の加工・修正は区別してください。
募集要項の「写真」のところを、先に読んでおこう

確認するのは、次の項目です。複数の大学に出願する人は、一校ずつ見ておいてください。
- 撮影時期:いつ以降、または何か月以内に撮影したものか
- 服装:制服の扱いに指定があるか
- 写真の条件:背景・顔の向き・眼鏡・髪型など
- データ形式:JPEGなど、受け付ける形式は何か
- 容量とサイズ:何MB以内か、縦横のピクセル数や比率の指定はあるか
- 撮影方法:スマホで撮影したものが使えるか
- 入学後の用途:学生証などにも使われるか
特に気をつけたいのが、撮影時期です。今の出願に使える写真でも、数か月先の出願では条件から外れることがあります。
令和9年度共通テストは、2026年7月1日以降に撮影した写真が必要です。一方、大学によっては「3か月以内」などの指定があります。同じ写真を使うつもりでも、出願のたびに確認しておきましょう。
共通テストでは、試験中に眼鏡をかける人は眼鏡をかけて撮影するよう案内されています。レンズの反射で目が見えなくなっていないかも確認してください。
また、共通テストでは、一度登録して一時保存した顔写真は、否認された場合を除いて変更できません。「あとで選び直せばいい」と思わず、登録前の確認まで済ませておきたいですね。
江坂周辺で、データ付きの証明写真を撮るなら
江坂周辺にも、データを受け取れる証明写真機があります。下の2か所は、「Withスマホ」対応してます。
| 設置場所 | 住所・場所の目安 |
|---|---|
| Ki-Re-i カリーノ江坂 | 吹田市豊津町9-40 屋内ATM横 |
| Ki-Re-i ダイエー江坂公園前店 | 吹田市江坂町1-18-10 店頭屋外 |
使う前に、機械の画面でデータ付きのメニューを選んでいるか確認してください。撮影料金だけでなく、データの受け取り方も先に見ておきましょう。
設置状況・対応サービスは変更される場合があります。上の店名から公式情報を確認できます。確認日:2026年9月11日。

写真館で撮ってもらう場合も、募集要項の写真条件を見せて相談すると話が早いと思います。「大学受験用です」に加えて、形式やサイズ、加工不可の条件まで伝えておくとよいですね。
撮る前に確認。撮ったあとにデータ保存。
写真の準備だけで、何日も悩む必要はありません。ただ、せっかく撮りに行ったのに「これ、使われへんの?」となるのは、時間もお金ももったいないですよね。
まず募集要項を見る。服装と撮影条件を確認する。データが受け取れる方法で撮る。そして、出願に使う端末に保存する。
ここまで済ませておけば、出願画面を開いたときに慌てずに済みます。
写真は撮ったけれど、データが手元にあるか分からない人。今日一度、スマホやパソコンを確認しておこう。
個別指導塾Excia(エクシア)江坂校
この記事は2026年9月11日時点の公式情報をもとにしています。出願時には対象年度・入試方式の最新の募集要項を確認してください。






