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令和8年度大阪府公立高校入試分析|江坂・吹田・北摂エリアの倍率・偏差値

江坂・吹田・北摂エリアの高校受験を考えるご家庭へ

令和8年度
大阪府公立高校入試分析

公立高校の定員割れ、私立高校の授業料無償化。
高校入試を取り巻く状況は、以前とは少し変わってきています。

「公立も定員割れしている学校があるみたいだし、私立も選びやすくなっている。
それなら、そこまで勉強しなくても何とかなるのでは……?」

もしかすると、そう感じているご家庭もあるかもしれません。ですが、今の高校入試は「どこかに入れるか」だけで考えると、大切な部分を見落としてしまいます。

「高校にはどこか入れる」は、本当に安心材料になるのか

さてさて、今回は大阪府公立高校入試の分析をしたうえで、塾長が気になることをまとめてみました。

最近の高校入試を見ていると、「公立高校でも定員割れしている学校がある」「私立高校も授業料無償化の流れで選びやすくなった」という話を耳にすることが増えました。

そう聞くと、少し安心するかもしれません。

ただ、ここで気をつけたいのは、「高校に入れること」と「納得して高校を選べること」は、同じではないということです。

どこかに入るだけなら、選択肢はあるかもしれません。

けれど、「自分に合った学校を選ぶ」「行きたい学校を目指す」「高校入学後も前向きに頑張れる環境を選ぶ」となると、やはり中学1年生・2年生のうちからの積み重ねが大切になります。

うちの教室では、受験を「最後の数か月だけで何とかするもの」とは考えていません。

普段の定期テスト、提出物、内申点、学習習慣。そういった日々の積み重ねが、最終的な志望校選びにつながっていくと考えています。

私立高校が選びやすくなっても、成績が大切であることは変わりません

大阪府では、私立高校等の授業料支援について、令和8年度にはすべての生徒について所得制限がなくなりました。

その影響もあり、私立高校を専願で考えるご家庭は増えてきています。実際に、私学専願率が上昇しているという報道や入試分析も出ていますし、肌感でもそう感じています。

しかし、ここで大切なのは、

「私立が選びやすくなった」ことと、「勉強しなくても希望する私立に入りやすくなった」ことは違う、という点です。

私立高校も、学校によって求められる学力や成績の目安があります。人気校や上位コースになれば、当然ながらしっかりとした成績が必要になります。

公立高校を目指す場合も、私立高校を専願で考える場合も、結局は中学校での3年間の成績や学習状況が大切です。

だからこそ、早めに準備をしておくことが、あとから大きな差になります。

中学3年生の秋から慌てるより、早めに動いた方が選択肢は増えます

中学3年生になってから、特に夏休み以降に「そろそろ受験勉強を始めないと」と動き出すご家庭は少なくありません。

もちろん、そこからでもできることはあります。ただ、今の大阪府の高校入試を考えると、ギリギリになってからの準備だけで選択肢を広げるのは、かなり大変です。

なぜなら、公立高校入試では内申点が関係します。そして、私立高校を考える場合でも、日頃の成績や実力が志望校選びに影響します。

定期テスト
短期間で一気に戻すより、普段から点数を積み上げる方が安定します。
内申点
提出物・授業姿勢・テスト結果など、日々の積み重ねが関係します。
志望校選び
早めに動くほど、公立・私立の比較を落ち着いて考えやすくなります。

中学3年生の最後だけ頑張ればすべて取り返せる、というよりも、中学1年生・2年生のうちから少しずつ積み上げてきた生徒の方が、受験期に余裕を持って選べるようになります。

早めの準備は、偏差値を上げるためだけではありません

早めに準備するというと、「とにかく偏差値を上げる」という話に聞こえるかもしれません。もちろん、学力を伸ばすことは大切です。ただ、それだけではありません。

定期テストで点数を取りやすくなる
提出物や学習習慣を整えやすくなる
内申点を意識した行動ができる
苦手科目を受験前に残しにくくなる
志望校を落ち着いて比較できる
公立と私立の選択を冷静に考えられる

受験が近づいてから慌てて決めるのではなく、早めに準備しておくことで、本人に合った学校を選びやすくなります。

令和8年度入試データから見えてきたこと

ここからは、令和8年度大阪府公立高校入試の倍率データを見ながら、江坂・吹田・北摂エリアから受験候補になりやすい学校について考えていきます。

今回のデータを見て感じたのは、倍率は偏差値だけでは決まらないということです。

普通科では、偏差値が高めの学校ほど倍率も高くなりやすい傾向がありました。一方で、文理学科では「偏差値が高い学校ほど倍率も高い」とは言い切れません。また、定員割れしている学校についても、偏差値だけでなく、通学アクセスや生活圏との関係が影響しているように感じます。

普通科の倍率上位10校

まずは、普通科の倍率上位校です。普通科は受験生の母数が多いため、学校ごとの人気やアクセスのよさが倍率に表れやすいと考えられます。

順位 高校名 倍率 募集人員 志願者数 偏差値
1 北千里 1.30 320 415 61
2 三島 1.27 360 456 62
3 寝屋川 1.24 320 398 66
4 1.24 316 393 60
5 東淀川 1.24 264 328 46
6 香里丘 1.23 240 295 54
7 東住吉 1.21 280 339 60
8 箕面 1.20 352 424 62
9 阿倍野 1.20 320 384 55
10 吹田東 1.20 320 383 52

普通科では、北千里・三島・寝屋川・箕面など、偏差値60前後から60台半ばの学校が上位に入っています。

一方で、東淀川高校のように、偏差値だけで見ると倍率上位に入る理由が少し分かりにくい学校もあります。
これは新大阪周辺というアクセスのよさが、志願者数に影響していると考えられます。

文理学科の倍率上位10校

次に、文理学科の倍率です。文理学科は大阪府公立高校入試の中でも難関校が集まる学科ですが、「偏差値が高い学校ほど倍率も高い」とは単純には言えません。

順位 高校名 倍率 募集人員 志願者数 偏差値
1 豊中 1.79 360 644 73
2 高津 1.39 360 501 73
3 茨木 1.39 320 446 74
4 四條畷 1.35 360 486 73
5 大手前 1.32 360 476 74
6 三国丘 1.32 320 423 74
7 生野 1.29 360 466 72
8 北野 1.26 360 452 76
9 岸和田 1.17 320 373 72
10 天王寺 1.16 360 419 75

文理学科では、豊中高校の倍率がかなり高く出ています。一方で、北野高校や天王寺高校のような最難関校が、倍率だけで見ると最上位ではありません。

文理学科の場合、受験する層がかなり限られます。最難関校になればなるほど、出願する生徒も慎重になります。そのため、偏差値だけでなく、学校ごとの人気、地域性、通学のしやすさ、受験生の心理まで含めて見ていく必要があります。

定員割れしている学校とその特徴

次に、募集人員に対して志願者数が下回っている学校を見ていきます。ここで気をつけたいのは、定員割れしているからといって、単純に「入りやすい学校」と決めつけないことです。

高校名 倍率 募集人員 志願者数 不足人数 偏差値
門真西 0.43 160 69 91 40
西寝屋川 0.45 240 107 133 41
長尾 0.56 160 90 70 47
北摂つばさ 0.63 200 125 75 43
北かわち皐が丘 0.81 240 195 45 46
守口東 0.81 240 195 45 41
枚方津田 0.83 240 199 41 44
高槻北 0.87 280 244 36 55
阪南 0.88 280 247 33 52
吹田 0.93 240 223 17 43
渋谷 0.97 240 232 8 45
芥川 0.98 280 273 7 50
豊島 0.99 280 276 4 49
茨木西 0.99 240 238 2 46
0.99 317 315 2 54
池田 1.00 360 359 1 64

定員割れしている学校を見ると、「倍率が低いなら安心」と感じるかもしれません。

ただ、定員割れしている学校にも、それぞれ理由があります。通学しにくい場所にある、近くに似た偏差値帯の学校がある、地域によって候補に入りにくいなど、数字の背景まで見ていく必要があります。

倍率が低いからよい、倍率が高いから悪い、という見方ではなく、本人にとって3年間通う意味のある学校かどうかを考えることが大切です。

偏差値が高い学校ほど倍率も高いのか

偏差値と倍率の関係も確認をしてみましょう。

普通科
ある程度、関係あり

偏差値が高めの学校ほど、倍率も高くなりやすい傾向がありました。

文理学科
学校の特色で選択

どの学校も高いレベルにあるため、偏差値の差だけでは倍率を説明しにくい結果でした。

全体
傾向はある

ただし、アクセスや地域性も大きく影響していると考えられます。

うちの教室では、こうしたデータを見るときに、「偏差値が高いから危ない」「倍率が低いから安心」とは考えません。

大切なのは、その数字がなぜ出ているのかを考えることです。

江坂周辺から見ると、通学アクセスはかなり大切です

江坂周辺から高校を考える場合、単に偏差値表に載っている学校を見るだけでは不十分です。

御堂筋線、阪急、JR、北大阪急行など、どの路線を使うのか。乗り換えは無理がないか。駅から学校まで歩ける距離か。部活動後に帰宅して、次の日の生活に支障が出ないか。

高校は3年間通う場所です。だからこそ、通学時間や生活リズムも、志望校選びでは大切な判断材料になります。

志望校を考えるときに確認したい通学面

自宅から高校まで何分かかるか
乗り換えは多すぎないか
駅から学校まで遠すぎないか
雨の日でも通いやすいか
部活後でも無理なく帰宅できるか
3年間通い続けるイメージが持てるか

エクシアは、数字だけで志望校を決めません

志望校選びでは、偏差値はもちろん大切です。ただ、偏差値だけで決めてしまうのは少し危険です。

同じ偏差値帯の学校でも、倍率は違います。通学のしやすさも違います。校風も違います。入学後の過ごし方も変わります。だからこそ、うちの教室では、志望校を考えるときにいくつかの視点を大切にしています。

見るポイント 内容
学力 定期テスト・実力テスト・模試結果
内申点 大阪府公立高校入試で必要になる評定
当日点 入試本番でどれくらい得点が必要か
倍率 志願者数・募集人員・年度ごとの傾向
通学面 通学時間・アクセス・生活リズム
本人との相性 校風・部活動・進路実績・学習環境
今後の伸び いつまでに何を伸ばすべきか

「今の成績で行ける高校はどこか」だけで考えると、選択肢は狭くなります。

本当に大切なのは、今の状態からどこまで伸ばせるのか。そのために何をすればよいのか。どの高校を目指すことが本人にとって前向きな目標になるのか。そこまで考えて、志望校を決めていくことです。

早めの準備が、あとから選べる高校を増やします

高校入試は、「最後に頑張れば何とかなる」と考えたくなるものです。でも、実際には日々の積み重ねがとても大切です。

定員割れしている学校があるから大丈夫。私立も選びやすくなったから大丈夫。そう考えるのではなく、早めに準備をして、本人に合った学校を選べる状態を作ることが大切です。

うちの教室では、入試データを確認しながら、一人ひとりに合わせて進路を考えていきます。「なんとなく行けそうな高校」ではなく、「理由を持って選べる高校」を一緒に探していきたいと考えています。

高校受験に向けた学習相談を受け付けています

「今の成績で、どの高校を目指せるのか分からない」
「内申点が足りているのか不安」
「定期テストの点数を上げたい」
「志望校をどう決めればよいか相談したい」

そのような方は、一度ご相談ください。

現在の学習状況や目標を確認しながら、これから何をしていくべきかを一緒に整理していきます。

この記事について

本記事は、令和8年度大阪府公立高校入試の志願者数・募集人員・倍率、および公開されている偏差値情報をもとに、江坂・吹田・北摂エリアのご家庭向けに進学塾・進学予備校Exciaが独自に整理したものです。

参考:大阪府教育委員会 令和8年度志願者数大阪府 私立高校生等に対する授業料等の支援

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