📱スマホと学力、そして親子の関係性が育てる「心の土台」
~いま、子どもに必要なのは「学ぶ力」と「自分を信じる力」~
こんにちは、進学塾・進学予備校Exciaです。このページを見ていただきありがとうございます!
今回は、保護者の方からもよくご相談をいただく2つのテーマについて、教育現場の視点からお話ししていきます。
- スマホの使い方が子どもの学力にどう影響するのか?
- 親子関係が子どもの自己肯定感にどう関係するのか?
このコラムを通して、家庭でのちょっとした工夫が、お子さんの未来をぐっと変えるかもしれない──そんなきっかけになれば幸いです。
■ スマホは学力を下げる? それとも……?
「スマホばっかり触ってて大丈夫なのかな……」と不安になること、ありますよね。
実際、教育心理学の研究では、長時間のスマホ使用が学力の低下と関係するというデータもあります。
- 集中力が続かなくなる
- 読解力や語彙力の成長が鈍る
- 夜更かしにつながり、睡眠の質が下がる
ただし、「スマホ=悪」ではありません。動画で分かりやすく勉強したり、辞書アプリを使ったり、うまく使えば“学力を伸ばす道具”にもなります。
問題は、“なんとなく”“暇つぶしに”という使い方が習慣になってしまうこと。
ですからまずは、おうちでも一度、お子さんと一緒にスマホの使用時間を確認してみてください。
「どれくらい使ってる?」と聞くだけでも、子どもにとっては大きな気づきになるはずです。
■ 親子関係が育てる“自分を信じる力”
自己肯定感──それは、「自分には価値がある」「自分は大切な存在だ」と思える気持ちのこと。
- 困難にも立ち向かえる
- 挑戦を怖がらない
- 他人と比較せず、自分のペースで進める
では、どうやって育てていくか?実は、毎日の親子の関わりがカギなんです。
- 「ちゃんと聞いてくれてるな」と感じられるやり取り
- 結果だけじゃなく、過程や努力を認める声かけ
- 親の何気ない共感の一言
■ スマホルールは“押しつけ”ではなく“一緒に考える”
Exciaでは、面談時に生徒と一緒にスマホルールを作成することもあります。
【親子で話し合うスマホルール 5つのステップ】
- まずは現状の確認(スクリーンタイムを一緒に見る)
- なぜルールが必要か、理由を共有する
- 子どもの意見も聞いてみる(どうすれば守れそうか?)
- 実現可能なルールにする(例:21時以降はリビングに置く など)
- 月1回など、定期的に見直す時間をとる
■ チェックしてみよう!家庭のスマホルール
- 平日は1日1時間、休日は2時間までなど、時間を決めている
- スマホの使い方に「目的」がある(調べ学習、勉強アプリなど)
- 就寝1時間前はスマホを使わないようにしている
- 食事中や家族の会話中はスマホを置いている
- 親子でルールを一緒に話し合って決めた
- 親もスマホの使い方に気をつけている
- スマホ以外の遊びや活動(読書や外遊び)も意識している
■ おわりに
スマホ、学力、そして親子関係。
この3つは、バラバラに見えて実はすべてつながっています。
Exciaでは、スマホや学習に関する相談も受け付けています。
「うちの子、ちょっと心配かも…?」そんな時は、ぜひ一度ご相談くださいね。